りょーこ

ギャングスター・ナンバー1のりょーこのレビュー・感想・評価

3.9
下着姿の三白眼ソシオパスなポール・ベタニーがギャング界隈を荒らしまくってマルコム・マクダウェルになるクライム・ドラマ

カメラワークや音楽が凝っているし、映さないけれど拷問やバイオレンスなシーンも多い良作でした!

とにかくポール・ベタニーが怖いw
『孤狼の血2』の鈴木亮平みたいww



1968年イギリス。

暗黒街の王"メイフェアの惨殺者"ことフレディ・メイズの手下となったポール・ベタニー。

ある日、対立するギャングのボス、レニー・テイラーがフレディを襲撃すると知るが、そのまま放置した。

さらにレニーをボコりまくって殺したポール。

が、世間では、フレディがレニーを殺し、その復讐に手下に襲われたと思われる。

てなわけで、一命を取り留めたフレディは30年檻の中へ。

まんまとボスとなったポールは、組織を大きくしていくが……



何をしても満たされない男

有名なギャングの右腕になっても、誰かを殺しても、富や名声を手にしても。

そんなギラギラとしたヤバい男を、三白眼長身ベタニーがスーツで演じるので、もうドッキドキでした!

とてもカッコいいけれど、半径数mに近付いただけで切り裂かれそうなオーラ!!

そんなんが30年したらマルコム・マクダウェルになるのだから、さらに怖い(笑)

オチは、そうとしかならないよね、って物悲しさに包まれる。

音楽もファッションも画面分割とかもお洒落で素敵な良作でした☆
りょーこ

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