下着姿の三白眼ソシオパスなポール・ベタニーがギャング界隈を荒らしまくってマルコム・マクダウェルになるクライム・ドラマ
カメラワークや音楽が凝っているし、映さないけれど拷問やバイオレンスなシーンも多い良作でした!
とにかくポール・ベタニーが怖いw
『孤狼の血2』の鈴木亮平みたいww
1968年イギリス。
暗黒街の王"メイフェアの惨殺者"ことフレディ・メイズの手下となったポール・ベタニー。
ある日、対立するギャングのボス、レニー・テイラーがフレディを襲撃すると知るが、そのまま放置した。
さらにレニーをボコりまくって殺したポール。
が、世間では、フレディがレニーを殺し、その復讐に手下に襲われたと思われる。
てなわけで、一命を取り留めたフレディは30年檻の中へ。
まんまとボスとなったポールは、組織を大きくしていくが……
何をしても満たされない男
有名なギャングの右腕になっても、誰かを殺しても、富や名声を手にしても。
そんなギラギラとしたヤバい男を、三白眼長身ベタニーがスーツで演じるので、もうドッキドキでした!
とてもカッコいいけれど、半径数mに近付いただけで切り裂かれそうなオーラ!!
そんなんが30年したらマルコム・マクダウェルになるのだから、さらに怖い(笑)
オチは、そうとしかならないよね、って物悲しさに包まれる。
音楽もファッションも画面分割とかもお洒落で素敵な良作でした☆