こぅ

ギャングスター・ナンバー1のこぅのレビュー・感想・評価

3.8
久々2回目の鑑賞。

個人的にはギャング映画の中で強い印象を残して
いるポール・マクギガン監督、ポール・ベタニー
主演 の【ギャング・ドラマ】。

60年代後半ロンドン、ギャングのトップで憧れ
だったフレディ(デヴィッド・シューリス)の
右腕となった若きギャングスター(ポール・
ベタニー)は、彼の全てに魅了され、嫉妬し、いつ
しか彼を超えるのが【野望】になっていった…。

冒頭、30年老後で、ある人の出所を知るシーンから
回想に入るが、キャストがポールから、【時計
じかけのオレンジ】のマルコム・マクダウェルに
スイッチ。監督はインパクトある彼に拘り起用
したかった気持ちは分からないでも無いが、他の
キャラは老けメイクで対応してい中、彼だけ別人
を起用、背も低くなってしまっているしで似ても
似つかない別人の【違和感】は否めない。
【おみおくりの作法】【アトミック・ブロンド】の
エディ・マーサンはちょい役でも、ここでも上手い。

トップに立つ為には悪事、殺人も厭わない彼に
【感情移入】出来たら、ラストの彼の抱く感情を
【疑似体験】出来るだろぅ。そこが一番見所だ。
それは案外、誰もが1度は【経験ある感情】なの
かも知れない。
こぅ

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