和泉屋

ザ・ビーチの和泉屋のレビュー・感想・評価

ザ・ビーチ(2000年製作の映画)
3.6
楽園を守る代償。

退屈な毎日を捨てタイに来たリチャード。いかれぽんちダフィに伝説の楽園“ビーチ”への地図を渡される。翌朝いかれぽんち変死。隣のフランス人カップルを誘ってビーチに向かうリチャードだったが…

いろんなディカプリオが見れる。
個人的にゲームの中のディカプリオがつぼりました。
これにタイタニックで一世風靡した後に出てたのね。
やっぱり若い頃のディカプリオは綺麗だなぁ。。

ダフィのいかれぽんち具合がすき。ディカプリオが壊れ始めた時にちょくちょく幻想の中に出てくるのがすごくよい。かっこいい。なんとなくファイトクラブのブラピ思い出した。

自分らの快楽のために森の奥で仲間が腐ってるのは知ってて気にしないのに、いざ殺人を目の当たりにするとなると途端に散りだす。

きっと自分も楽園を捨てたくなくて彼らと同様代償から目を逸らしごまかしつつそこで楽しみ続けようとするだろうなぁと思いつつも、やはり側から見ると愚かで自己中心的な奴らだと思ってしまう。
中途半端に『臭いものには蓋を』みたいなものが臭ってきてもっと突き詰めてれば良かったのかなと思った。

美しい自然と人間同士のエゴのぶつかり合いの対比。

ディカプリオってだけでもう華やか。なんでなんだろう。面白かった。

感電しちゃうよって言って振り向いたら消えてたあの掃除のおばさんは一体なんだったんだろう。
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