あきしげ

ザ・ビーチのあきしげのレビュー・感想・評価

ザ・ビーチ(1999年製作の映画)
2.0
伝説のビーチを探す旅。
それはタイの島にある。

何かを探し求める若者リチャードを、
演じるはレオナルド・ディカプリオ。
『タイタニック』が大ヒットして、
次の出演作に注目が集まっていた。
100本以上のオファーがある中で、
レオナルド・ディカプリオは選んだ。

監督を務めるのはダニー・ボイル。
『トレインスポッティング』では、
イギリス映画史上最高の興行収入。

この二人がタッグを組めばヒット間違いなし。
そして、公開してから各所から評価が届いた。
軒並み酷評でヒット作とはほど遠い興行収入。

舞台となるのはピピ・レイ島のマヤベイ。
撮影の為にヤシの木を100本を植えて、
撮影終了時には全て撤去する条件でした。

本作は好き嫌いがハッキリ分かれる作品だろう。
自分はまず主人公リチャードに感情移入できず、
レオナルド・ディカプリオの無駄遣いと感じた。

ある意味、リチャードのような男が望まれていた。
だけど、自己中心的な男の自業自得で物語は進み、
最後には思わぬリチャード無傷でハッピーエンド。
だけど、キミはヒドイ事をしているんじゃないか。
それなのに達観した最後の表情は違う気がするが。

一緒に行ったフランス人のカップル。
リチャードは女だけが目的であって、
男はただのオマケで邪魔者であった。
でも、男の方がよっぽど人格者です。
女はまさかリチャードに鞍替えする。
最初からビッチ臭がありましたけど。

個人的には好きになれない作品。
伝説のビーチも一瞬だけの描写。
あれだけこだわっていた事だが、
まさか一瞬だけの描写には驚き。
結局、物語は主人公の独壇場に。
レオナルド・ディカプリオには、
あまりハマっていなかったけど。

途中で「?」になる場面があって、
更に作品から心が離れてしまった。

評価したいのはリチャードを島に導いたダフィ。
演じるのはイギリス俳優ロバート・カーライル。
あのイカレぶりはなかなかインパクトがあった。

次点でティルダ・スウィントン。
島を絶対の楽園とするリーダー。
でも、キャラが個性が薄かった。

今のレオナルド・ディカプリオは良い俳優です。
例え、当時に比べて顔が2倍になったとしても、
今のレオナルド・ディカプリオは演技が上手い。
例え、昔の甘いマスクがなくなってしまっても、
今のレオナルド・ディカプリオは雰囲気が良い。

RE-84