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ザ・ビーチのAirconのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ビーチ(2000年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

トレインスポッティング後のダニーボイルとタイタニック後のディカプリオで期待が高まり過ぎた感じ。
ベグビー出てくる。
ディカプリオはお得意の血管浮き出ながら叫ぶやつと、
ウルウルと、狂ってる様な目のやつとか全種類やってた。
こう見ると毎回同じな気もする。
BGMがちょっと多すぎる感じした。

不安感から地図を他人にも渡しちゃうのとか良かった。

島にたどり着いて、
ラグーナは楽園感すごいけど、
個人的には全然楽園に思えなかった。
村社会的なコミュニティで、
それだけでもう煩わしいと思っちゃう。
サルのままごと感も気にくわない。
学校でえばってる口うるさい女子みたい。
ある程度の継続を前提としてて、
今まで何年もやってきたようには思えない。

最初こそ主人公も楽しんでるけど、
サメが来たりしてだんだんその不完全なコミュニティのマイナス面が見えてくる。
買い物行くときとかみんな文明社会を求めてて、
結局パラサイトじゃんっていう違和感がすごい。

オチは良かった。
外因的なものだけど、
結局、パラサイトだとか侵略者っていう状態を否定しきれず、
外部との均衡を保てず、
リーダーの信用もなくなることで、
コミュニティが崩壊という、
ずっとわかってた違和感を解消する形ですっきり。

つまり最初から楽園は偽物だったから壊れたってだけで、
(ディカプリオたちはきっかけに過ぎない)
せめて最初だけでもここは楽園だって思えていたらもっと良かった。。。
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