RIO

愛が微笑む時のRIOのレビュー・感想・評価

愛が微笑む時(1993年製作の映画)
4.3
1950年代のアメリカ。面識すらないジュリア、マイロ、ペニー、ハリソンの4人は偶然乗り合わせたバスの暴走で事故死してしまい、この世への未練から1人の赤ちゃんに取り憑いてしまう。トーマスと名付けられたその子と暫く親しくしていたものの、成長する彼を懸念して以来姿を消して毎日見守り続けていた。しかし、ある日ついに天国からのお迎えバスが来てしまい、4人は急いで大人になったトーマスの体を使い未練を果たそうとする。

若い頃に同い年であるRDJファンだったという母が再熱したらしく、最近過去作DVDが続々とお家に増えています笑
今作は勝手なイメージでノリ重視のおバカなコメディかと思いきや、なんともハートウォーミングな感動ものでした。こんなにホロリとさせられるとは思わなかった…。ベースはずっと気負いせず観られて押し付けがましくないのに、笑って泣いて心温まる、ちょっぴり切ない素敵な映画です。
4人の幽霊達が絶妙なバランスのキャラ付けで、可愛いの愛しいのなんの。RDJのツイてないコメディタッチな演技も抜群だし、メインキャラの性格設定がみんな最高でした。こんな幽霊達なら全然取り憑いてくれてもいいかも。おまけにB.Bキングも本人役で登場されていてびっくり!
90年代前後の軽快なタッチのこういう映画ってやはり素敵だなぁ。
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