ケロロ軍曹のアニメ、昔好きでハマって観てたなぁ。劇場版で唯一未見だった第５弾の本作を鑑賞。懐かしんで楽しく観れた。藤原啓治さんがナレーションでしたね。劇場版5周年記念作品ということで集大成的な作りになっているが、テレビシリーズもこの後に終了しており、有終の美を飾る出来栄えで嬉しい。今観返してみても、作画のクオリティの高さとベテラン声優総出演な豪華な作品性には驚く。キャラのデザインが秀逸な所も良い。劇場版としてもしっかり作ってあり、とにかくよく動く。アクションシーンが多めでスケールが大きいのも良い。ガンダムネタが豊富なのも相変わらずで最高。お馬鹿さと感動のバランスも絶妙だ。今回はケロロ小隊にスポットを当てており、仲間の絆の深さが感じられてほっこりする。各々のメンバーの魅力と活躍がしっかり描かれていた。クレヨンしんちゃんでいえば春日部防衛隊のエピソードみたいなものかな。そのため、小隊以外のレギュラーキャラの出番が少ないのは残念ではあった。でもその潔さは評価したい。もう１０年も前の作品なんだなぁ。全く色あせてないし、むしろ今のアニメよりクオリティ高いのではと思える。ケロロ軍曹は、ほんと良いアニメだった。
