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ゴールド・ディガースのricoのレビュー・感想・評価

ゴールド・ディガース(1933年製作の映画)
3.8
これを見ていたら横でチラ見していた家族が「33年あたりが恐慌が一番ドン底やった時」だと調べて教えてくれた。基本的には多幸感溢れる恋の物語なのにラストの切ない労働者の行進には痛切なアメリカ世相が滲み出ている雰囲気が充満している。
人力の舞台は大掛かりで、電飾を使ったりと趣向も凝らされていて、あんまり不景気は感じないんだけど。

この時代のミュージカルはマキノとかも上から撮るってアングルがちょくちょくあって印象的。

追記

この上から撮るアングルこそがバークレー流なのね(調べた)
マキノの「ハナ子さん」のレビューシーンなんかはバークレーの影響なのかな。
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