櫻イミト

ゴールド・ディガースの櫻イミトのレビュー・感想・評価

ゴールド・ディガース(1933年製作の映画)
3.4
ブロードウエイの大ヒットミュージカルの映画化。ミュージカル場面のスタッフは「42番街」(1933)と同じく、振付バスビー・バークレー、作曲ハリー・ウォーレン、作詞アル・デュビン。1933年の全米興収2位(1位は「妾は天使ぢゃない」)。「ゴールド・ティガース」は「性悪女」を意味するスラング。

生活に困窮していたコーラス・ガールの3人の娘が新たなショーに配役される。作曲者に抜擢されたのは、いつも3人の部屋の隣のアパートでピアノを弾き語りしているブラッド。彼はどこからか公演費用の大金まで調達してくる。果たして彼の正体は?。。。

映画本編の物語とミュージカルパートの内容は全くシンクロしない構成。

終盤のミュージカルステージ、光るヴァイオリンのダンスと、ラストの戦争帰還兵のミュージカルは素晴らしかった。

※ステージパートで赤ちゃんを演じたのは小人俳優ビリー・バーティ。
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