マーティン・ローレンス主演の刑事ものコメディ。『フラバー』のレス・メイフィールド監督なだけあってテンポの良さは抜群。最初から最後まで楽しめるマーティン・ローレンスの演技はまさに芸達者。楽しかった。
職業は盗人。あるダイヤモンド(ブルー・ストリーク)目当てに盗みを働くが仲間割れが原因で警察に捕まってしまう。運良くそのダイヤモンドは捕まった工事中のビルに隠したのだが、出所後そのビルは警察署となっていた。諦めきれない主人公は自ら警察官になりすましダイヤモンドを再び手に入れようとする。
設定がまずバカバカしくて面白い。
警察官になりすましてからは、盗人の知識を活かし次々に事件を解決していき、部下や同僚にめちゃくちゃ慕われるというのが可笑しくて仕方ない。
特に相棒となる新米刑事は最高。演じるのはオーウェン・ウィルソンの弟ルーク・ウィルソン。彼の何でも信じちゃう感じがまた堪らない。
マーティン・ローレンス主演映画にハズレなしと言ったところか。気軽に観れる娯楽ムービーだった。
