さとさとし

EXIT イグジットのさとさとしのレビュー・感想・評価

EXIT イグジット(2000年製作の映画)
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前半は面白い。
過去に連続殺人犯として精神病院に5年も閉じ込められていた主人公。彼の無実を信じて病院を出した精神科医。
主人公が病院を出てから再び起こる殺人事件。彼の殺人事件に対する異常な興味のため、本当の殺人犯なんじゃないか、いややはり真犯人はめられただけの被害者なのか、と異常な緊張感で描かれる。
…が、4人目の登場人物が現れてからが一挙にしょうもなくなる。登場人物が次々現れて、リアリティのかけらもない三文芝居を展開。最後にいくごとにどうでもよくなる謎の行方。オチにいたっては物語の辻褄すら合わせすら放棄したほぼ夢オチ。
トータルするとサイコスリラー気取りのクソ映画でした。