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幸せの教室のtjZeroのレビュー・感想・評価

幸せの教室(2011年製作の映画)
3.1
学歴を理由に職場をリストラされた中年男(トム・ハンクス)が、大学に通って生きがいをとり戻す…って話。

スピーチの教室(教師がジュリア・ロバーツ)で”人生が変わるような体験をした”って事になってるんだけど、この授業がぬる~いカルチャーセンターみたいで中身が充実しているように見えないのが困ったところ。

授業の成果として、最終講義の場で生徒たちがスピーチするんだけど、それほど胸を打つ内容じゃないし、T・ハンクスは元々スタンダップ・コメディアンから俳優になった人だから、話術が巧くてもあまりこの授業のおかげと感じられず、ありがたみが無い(あの感動的な『英国王のスピーチ』とは大違い)。

大らかなイメージのハンクスと、ギスギスした感じのロバーツの相性は良かっただけに、もったいない出来である。
テンポがよく、100分以内に収まってるのはいいんだけど、なんか物足りなさが残った。短めの作品は好みなのだが、この作品はぬるいお湯で作ったお茶漬けみたいな、アッサリとお寒い印象だった。