ロシアの巨匠 アンドレイ・タルコフスキー監督作品
未知の生命体と接触し極限状態に置かれた人間の心理を独特な映像表現で描く
オチだけは度肝を抜かれたし全体的には165分の苦行ではなかったものの、観る前からわかっちゃいたけどほぼ1ミリも理解できていない
恐らくタルコフスキー作品の中でも一番難解なんじゃないかな
冒頭から見せられる美しい水で画面を釘付けにされ、そのまま最後まで飽きることなく観られたけれど、まあわからん
映像詩人らしい圧倒的な映像力
しかし意外にもセリフは多め
とはいえ、かなりのスローペースでありながら動きも非常に少なく、眠くなりそうなほどの単調さではあるけれど、不思議と惹き込まれる世界観はやはりタルコフスキーならでは
にしてもやっぱりわからん
『2001年宇宙の旅』とは全く違うテイストの難解さで、頭の悪い自分には全く持って理解不能
わからなくてもいいし、わかんないけど凄い映画ということだけはすぐにわかる
そんな映画
個人的にはブリューゲルの絵の引用するシーンが最も印象深かったかな
〈 Rotten Tomatoes 🍅94% 🍿90% 〉
〈 IMDb 8.1 / Metascore 90 / Letterboxd 4.2 〉
2021 自宅鑑賞 No.391