コンダクトキー

惑星ソラリスのコンダクトキーのレビュー・感想・評価

惑星ソラリス(1972年製作の映画)
2.5
3.8点て...IMDbでも8.1点でRotten Tomatoesでも4.3点て...すごい過大評価された映画だなと思った。これ嫌いな奴は嫌いだと思うし、この映画は一部の人にしかわからない魅力っていうのがこの映画の肝なのだと思います。

演出はすごくいいと思います。彼は水が好きで水の映像や水の音とかつかっているけど、それに対して魅力を感じるのは無理はないと思います。水の音が多くて、それを聞いて心地いいし、眠れるという意見もある。

しかし、映像はいいのだが、問題が映画が長い。テンポ悪いし、会話は意味不明だし、見てて苦痛でしかなかった。会話に関しては、遠回しな言い回しが多くて理解できない。それに、話題もコロコロ変わるから余計に意味不明。

この映画のレビュー見てると、だいたい映像とかラストだけの感想が多い。この映画の魅力はほかにも哲学的な会話とかこの映画のテーマだったり。だから、高評価している人見ると本当に面白いと思ってるのかと思う。

こういう魅力は、一部の人にしかわからないし、人によればつまんないと思う人もいる。彼の映画は哲学が多いから、つまんないと思うのも無理はない。彼の映画は、自分の気持ちをわかってくれる人のための映画なのだと思う。だから、こういう映画は低評価されれば価値が上がると思います。好き嫌いがはっきり分かれるのは、それほど彼の気持ちが複雑なのである。でも、映像を見て絶賛する人もいいと思うし、映像を見て感動した人もいるだろう。でも、そういう人は彼の魅力をほとんどわかっていないという見方もできる。この評価の高さのせいで、傑作だと思う人が続出してしまう。そして、映像だけで高評価しての繰り返し。彼の魅力がどんどん損なわれている。このような理由があるからこそ、非常にもったいない。

僕もこの映画の魅力はわからないし、高評価もしない。彼の魅力を傷つけたくないから。