疲れた時こそ観たくなる小津作品。
癒しを通り越して、小津作品で一番の号泣です。
子供を拾うとか棄てる とか今の時代、信じられない内容にもかかわらず、絶妙な雰囲気で漂う全体ののんびり感に癒されつつ、笑わせられます。
初めは厳しくて嫌味なおばちゃんなのに
気付いたら服についた汚れをほろってやったり段々、坊やの事好きになってく。
近づきすぎない距離感がすごく好き。
ラストの涙の理由には、大感動。
笠智衆演じる 田代さん 2回も拾って来てとんでもないおじさん!
なのに、やっぱり人相が良いから素敵な紳士だなぁ〜
自分の事だけを考えて生きるのは虚しい事ですよね。
上手に言葉に出来ない自分がもどかしい!