たな会No02

長屋紳士録のたな会No02のレビュー・感想・評価

長屋紳士録(1947年製作の映画)
5.0
親をなくした子どもがある日長屋へやってきて、たらい回しにされた上、飯田蝶子が面倒をみることになります。この二人の関係がね、良いんですよ。養子にもらったろかいね、と思ったところで実の父が現れてその子は父のもとに帰ることになり、飯田蝶子は涙します。泣いちゃうんですね。

笠智衆がのぞきからくりの唄をせがまれて照れながらも歌い上げるシーンや、戦後すぐの焼け跡のショット、ラストの上野の孤児たちのシーンなど見どころも多いです。