惑星ソラリスの作品情報・感想・評価

「惑星ソラリス」に投稿された感想・評価

死ぬまでに観たい映画1001本より

ジョージクルーニーのリメイク版をSFアクションだと勘違いしてTSUTAYAで借りてきて鑑賞したときのあの絶望的な退屈感を覚えてる。
あれから十年以上経ちオリジナルを鑑賞。

オリジナルの方が絶対に良い。
宇宙の話なのだが、地球パートがすごく好き。
上映時間は驚異の165分。淡々とした雰囲気で芸術性の高い作品をこの時間はなかなかキツい…
そのうちの最初の50分は宇宙に行ってません笑

池の波紋や水草のうねり、東京の首都高の長回しやソラリスに行った乗組員の奇々怪々な体験の話など、とにかく引き込まれてしまった。
宇宙に行ってからはあまり記憶にございません💦

私的にはホラーにみえた。
宇宙ステーションには天才や科学者がいるわけだが、みんな滑稽なただの人間で、なにが身に起きているのか言語化もしくは論理化しないと気が済まない人ばかり。
けっきょくわからないのだから、絶対的なソラリスの力になすすべもない。
ラストもけっこう怖かったね。

165分みせられて、ハエトリグサにゆっくり誘惑されて飲み込まれるハエを見させられた気分かな…
決して悪い意味ではありません。
水が金属と同じように情報記憶能力があるって言うロシアのドキュメンタリー思い出した

復活にとらわれる=未来へと目を向けないで生きるってのは、なんかで聞いたロシアの未来主義とは反対な感じがして面白かった
今だけを生きることが人類への普遍的愛と繋がらないってのとかも

湖の雰囲気とか絵がきれいなのは忘れない
石々原

石々原の感想・評価

4.2
◼︎厳密に見ていけば、類似的な『2001年宇宙の旅』(68)より強度を備えた未来学的な思索だったと思う。60年代と70年代との断絶。超越的な存在である生命体/海が『2001年-』のモノリスに匹敵するものと見られるが、モノリスよりその「海」は複雑な性質を兼ね備えている。
◼︎「海」は〈未来〉へ進もうとする人間へ依存対象としての母性/亡き妻の残像による「引力」を放つ。モノリスはそのまま〈未来〉へと人間を解き放つのに対して、「海」は簡単にはそうさせない。こうした想像力が社会主義という巨大な虚像から生まれたことは、非常に興味深い。

このレビューはネタバレを含みます

( 」゚Д゚)」長いわーーーっ💦
[一部]と[二部]の二部構成だもん。

[一部]
ソラリスの研究をするクリス・ケルビンの元へ、20年前のソラリスでの事故の唯一の生き残りであるバートンがやってくる。

20年前にソラリスで経験したことを証言しているバートンの映像を共に見たのだが、これが不可解この上ない。

「ケロイド(ゼリー)状の霧の中に入ってしまい、プロペラの回転が降ちた」
「あわやというところで霧が晴れた時に、海の状態の変化に気づいた」
「海の表面が透明になり、泥の底が見えた」
「泥状のモノは、様々な型に変化した。公園が現れ、4メートルの赤ちゃんも見た」
で、「その時の様子を撮影してるから見てくれ」と乞われて見たが、結局何も写ってはいなかった。

これで「バートンは幻覚を見たんだ」と判断されて終了されそうになったところを「研究してみたい」というミッシンジャー教授が現れて、ソラリス・ステーションが設置された。

そして20年後。
85人乗りのソラリス・ステーションに残っているのは、わずか3人。
ケルビンは、研究所を地球に移すかどうかの判断を担って、ソラリス・ステーションを訪ねるのだが...

サルトリウスは自室に籠りきり、スナウトの様子は明らかにおかしく、ギバリャンに至っては自殺していたが、クリス宛のビデオメッセージを遺していた。
そしてナント!クリスの前に10年前に亡くなったはずの妻ハリーが姿を現すのだった。

[二部]
ギバリャンのメッセージとサルトリウスとスナウトの研究から、徐々にその正体が判明していく。

「ソラリスの海」は、生きていて、意思を持ち人間の意識に働きかける。
「ソラリスの海」は、人間の頭脳から記憶の一部を取り出して物質化する。
クリスの場合は、夢で母親が出てきたり、妻ハリーが物質化して現れた。
その細胞組織はニュートリノから成っており、ソラリスの磁場が安定しているからこそ存在し得る。
何らかの衝撃を受けると死んでしまうが、少しすれば生き返る。

そう。20年前にバートンが見たのは、幻覚ではなかった。
「ソラリスの海」が物質化した実体。

クリスは、ソラリスでハリーと共に過ごすことを決意するのだが、ハリーは置き手紙を残しクリスの元から去って行く。

クリスの脳電図を送ってから「ソラリスの海」に変化が見られ始めた。

そして、ラスト。
「ソラリスの海」が物質化した家に帰ったクリス。ソラリスから解放されるためには[死]を選ぶしかないのか。
古池

古池の感想・評価

3.8
お約束通り、ちょっと眠くはなったけど終始ぞわぞわさせられ嫌いではないです。もちろん(?)観終わってからネタバレ考察的なものにはあたりました。愛ってなんだろうね?とかも思いましたが。

でも水が足りないかな~~(海は写されるが、そして監督作はこれいれて三作しか観ていないが)ストーリー云々の前に、水!もっと水を滴らせてくれ~!と、なりました。
ソ連のキューブリック(๑• . •๑)?
個人的には2001年宇宙の旅より好き(^^)
ラストシーンがCOOL!
Hana

Hanaの感想・評価

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不気味
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