りょーこ

セルピコのりょーこのレビュー・感想・評価

セルピコ(1973年製作の映画)
4.0
警察の汚職・腐敗と戦ったフランク・セルピコのお話

髪も髭もモジャモジャで、スナフキンみたいな帽子を被ったアル・パチーノ演じるセルピコは、とてもじゃないけど警官には見えないw

が、誰よりも勇敢で何者にも屈せず戦い抜いた凄い警官だった!

あとワンコがばふばふ(〃ω〃)



警官のほぼ全員が賄賂を受け取って仕事をする中、一切それらを受け取らなかった生真面目な変わり者フランク・セルピコ(アル・パチーノ)。

上に報告をしても聞いてもらえず、正しいことをしているのに仲間からは裏切者と罵られた。

ついに内部告発に踏み切るが、更に孤立し、命の危険も感じるように。
しかしそれでも変わらない。

そこでセルピコは、タイムズ紙へと訴えるのだが……



どこまで腐っているんだ。。。

あまりにも日常的に誰しもが腐敗しているので、正しいことをするセルピコがまるで犯罪者のよう。

さらに見た目もヒッピーみたいだから、より孤立を招いた。

みんな最初はこうじゃなかったのだろうけどな。
朱に交わればなんとやら……

それでも同僚のブレアや、後半相棒となるロンバード警視のおかげで、大分セルピコも救われたのだろう。

あと本当にいたのか分からないけれど、ばふばふワンコやオウム(?)やネズミなど、なんか動物が沢山いて癒されました☆

2時間超えも気にならない、じっくりと一人の警官の信念を描いた良作!!!
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