Taiga

セルピコのTaigaのレビュー・感想・評価

セルピコ(1973年製作の映画)
3.7
(JOKERのパンフレットに載ってたシリーズ)

賄賂が横行し、腐敗した警察機関を相手に、私服警官のセルピコが正義感と孤独を胸に独り闘うという話。
圧倒的に善人であるセルピコの、賄賂を受け取らないという思考がマイノリティだった為に、全体から阻害されるという恐ろしさ。
社会は、正義より同調を常に求める。
つまり、社会全体が悪に走れば、善が少数派となり、排斥されるのだ。
驚愕なのは、これがノンフィクションだということ、現実はジョーカーいずとも、腐っていたという訳だ。
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