存在価値のない駄肉

ポセイドン・アドベンチャーの存在価値のない駄肉のレビュー・感想・評価

3.5
パニック映画の金字塔。
立川談志もベタ褒めということで鑑賞!

冒頭から30分、各観客を紹介していきます。
ナレーションも使わず映像と演技だけでキャラクターを表現していて、名作の香りが漂います。

各キャラクターたちを眺め、
まず僕は最悪の遊び心

『生き残りオッズ』

以上を始めました。

1. 野沢雅子ボイスのガキとその姉
2.船長と悪役金主
3.マッポと娼婦
4.カトリックとプロテスタント
5.イスラエルに孫がいる老夫婦
6.歌サーの姫と騎手たち

さて、この中で誰が生き残るのでしょーかっ!

まず、野沢ガキは冒頭から出ていますし"未来"を象徴するメタファーですから、生き残るでしょう。
たぶん、姉は死ぬ。

船長と悪役金主は死ぬでしょう。
前者は誇りを持って、後者は後悔を胸に

マッポ夫婦は、序盤で「なぜ、お前を逮捕していたのか」と告白してるあたり死亡フラグビンビン物語ですね

カトリックとプロテスタントは、
実はカトリックが生き残るんじゃないですかね。
カトリックに向かって「ほら!祈るだけで神はなにかしたか?!」などと、呵々大笑しながら生き残りそう。

あとは、よくわからんですわい。

ひとまず、そんな最悪な"オッズ"を賭けて鑑賞いたします。


思いがけぬ方法で上の階に登ったり、
火事場、ダクト、水中。
様々な部分を抜けていきますが、
一人一人がそれらを通る様を映すので些か冗長に感じました。
余談ですが、映画の水中シーンは、思わず息を止めて自分もチャレンジしちゃいませんか?

パニックだからしょうがないんでしょうけど、各キャラクターの面倒な部分が出てますし…

特に歌サーの姫は、若い女であること以外に長所がないような始末。
いちいち怯えて「無理…できない」と宣い、僕をイラつかせてくれました。

態度のデカイ牧師にイライラ
喚きたてるマッポにイライラ
野沢ボイスにイライラ
ガクブル女にイライラ
スイーツ(笑)にイライラ

ぼくの癒しは老夫婦とスイーツ(笑)(名前忘れた)の太ももだけでしたね…

ラストに牧師が
「神よ、あなはこれ以上何をお望みですか!我々は貴方の手は借りなかった!!自力でここまで来た!!」と叫びます。
さんざんご都合主義の運ゲー展開だったので、思わずこれには苦笑。


とはいえ、

なんがかんだで、ラストはグッときました。
イライラしっぱなしでしたが、ラストの締め方と、余韻の残しは流石ですね。

助かったものが、初めは喜ぶものの
すぐに後ろの燃え盛る通路に目線を送ったのが印象的でしたねぇ……


ちなみに…

僕の予想が当たってたかどうかは、是非確かめて見てください