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わが命つきるともの犬のレビュー・感想・評価

わが命つきるとも(1966年製作の映画)
3.4
沈黙

イングランド国王ヘンリー8世は、女官であるアンに恋をし、王妃キャサリンとの離婚を望んでいた
しかし、当時はカトリックが国教であったため、離婚はローマ法王の許しが必要であった
そして、その法王に対して国王の離婚を弁護できるのはトーマス・モア卿だけであり、ウルジー枢機卿は彼を呼び出し、大法官秘書のクロムウェルを介して、王の離婚を依頼するのだが......

有名な著作「ユートピア」を著述したトーマス・モア
彼の半生と、彼を取り巻く権力や信仰を描いた歴史ドラマ

第39回アカデミー賞では作品賞など、6部門を獲得

信念、良心のお話
絶対的な国王に対しても、あの態度はスゴい

そして、教会と国との関係
私はキリスト教徒ではないので、ほぼ理解できません笑
ただ、なかなか複雑でした

学生時代、歴史の時間で学んだことのある偉人の名前がたくさん出てきました
歴史好きとしては、結構楽しめた

よく分からないですが、衣装やセットがリアルな感じだった
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