不穏な音楽と落ち着いた会話、女優と恋に落ちた写真家の話なのだけれど最後は予期せぬ展開になります。愛はこんなにも人を狂わせてしまうんだな、、鏡に写ったのは、幻覚なのか霊として現れた彼女の想いなのか、ど…
>>続きを読む[原題"夜明けの最前線"より断然良い] 60点
最新作『The Salt of Tears』が"何十年も前の焼き直しみたいな映画"と呼ばれていたが、実際に観たことあるフィリップ・ガレルの作品は『現…
女優の顔が撮りたい。どうしても女優の顔に寄っていっちゃう。と思いきや男のアップも多い。結局役者の表情に依存するのってどうなのよとは思った。それ以外はいい感じ。
あとカメラがグニョーンてパンして鏡を映…
夜明けの境界。口を覆った。息が荒くなった。頭が割れるほど痛い。だらしなく口が開く。私自身が鏡の奥につくりあげた虚像。微かに聞こえてた脈動。それももう聞こえない。弦楽と鍵盤。前にして、大敗北を喫した。…
>>続きを読む写真が過去の存在を現前とさせる(時間の圧搾)として存在しそのものと向かいあうことができる。
不倫をする女(キャロル)と夫がいることを知りながら付き合う写真家の男(フランソワ)本当に激しく愛し合えば…