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キューティ・ブロンドのharunaのレビュー・感想・評価

キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)
3.9
お洒落も勉強も恋も頑張る女の子の、元気になれるガールズムービー。
髪をとかしてムダ毛を剃ってネイルを塗ってメイクしてフレグランスを纏うオープニングから最後まで女子力全開。

落ち込んだ時にネイルサロンに行くっていうのも女の子ならでは。(エルの場合、心を許してる友達に施してもらうからなのもあるだろうけど。)
ファーのついた電話、ピンクの羽ペン、、エルの小物、視界に入るものの全て可愛い。ただ単にガリ勉で終わらせない、可愛いもので気分をあげる女子としての特権を楽しんでいる部分は最高。

エルの肌は瑞々しくてすべすべで綺麗で、ブロンドの髪もツヤツヤのサラサラ。綺麗なレイヤーの入ったカットが映えるストレートヘアも、つるつるしたおでこを出したオールバックポニーも全部可愛かった。
リアルバービー人形みたいにスタイルも顔も可愛い女の子で、泣き顔も怒った顔も全部可愛かった。

歩き方がモンローみたいなものからスーツで颯爽と歩くようになったのは
ただ単に外見を磨くことで勝負していたエルじゃなくて、内面や知性を磨いたことで変わっていたんだと。

ヴィヴィアンも最初はブルネットの髪が似合う真面目系地味女子だったのが、最後にはメイクをきちんと施すようにもなっていて。エルと心を通わせていたのが伺えた。

お洒落だけじゃない、情熱と信念を持って勉強して、自分を貫いたエル最高にかっこよかった。

クズ男に負けて逃げるの?って聞いてきた先生。
エルと同じサロンに通っていたなんて!
知性や実力だけじゃなくて、女性って身なりを整えることでより自信がついてより背筋も伸びてかっこよく見られるから、やっぱりかっこいい女性も美に対して誠実なんだなってハッとした。
頑張ろう!って思わせてくれる素敵な映画でした。
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