狭須があこ

キューティ・ブロンドの狭須があこのレビュー・感想・評価

キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)
4.2
そんな彼なら捨てちゃえば?

こうやって可愛くて頭がよくて明るくて、何もかもカンペキで、男の趣味だけ悪い女の子って世の中にいっぱいいるんだろうなぁ

私は金髪崇拝主義者なので、金髪で生まれてくれた存在は、ただそれだけで崇め奉りたい
金髪ってね、大人になったら金髪じゃなくなる人が多くって、ちゃんとこんな綺麗な金髪の大人の割合って、世界中でも100人に1、2人なんだよ
つまり奇跡の髪色なの。

うまれつきの金髪である限り、その中身がどうでも萌えられるレベルに好きなんですけど、アメリカにはあるんだって。
金髪は外だけよくて、中身はアホってイメージが。
まぁ、わかるけどさ~

こんな美しい髪の色を持つ者が、人間と同じように悩んだり、考えたりしてるなんて思えないもんね。
ニコニコセクシーキュートに生きてると思っちゃう気持ちもわかるよ。
でもな、そんなわけないねん。
美しい髪を持つものにも、髪の色に関わらぬバリエーション豊かな中身がおることに気づいてからが、金髪通やぞ!
出直してこい!

とはいえこのヒロインの属性はそもそもニコニコセクシーキュートです
そこに更にプラスして、強さや前向きさ、正直さ、さらに賢さを兼ね備えているという奇跡のような人材なんですけど、そんな彼女が一回だけこぼすんですよ
「ママにもわかってもらえてない」

彼女の生まれついてのニコニコセクシーキュートは人を惹きつけるので、作中の人間はみんな彼女のことを好きだけど、誰も彼女の才能と価値については理解してなかったんですよねぇ
大学のメンツはまず彼女の見た目にビックリ仰天コースから入るので、そこから中身だけに加点が入るという、ある意味最もナチュラルな目線で見ていて、この場所に来たことはエル自身も得るものが大きかったのではないかと思いました。

エルだけにね!

けど、実際の裁判ってやっぱホントにこんななのかな~。異議あり!その発言は明らかに矛盾しています!

そういえば友達のために弁護士になった、ピンクのセーター着た美大生とかも居ましたねぇ。モチベあればなんにでもなれるもんだね。
頑張ってる人の話は大好きです。
狭須があこ

狭須があこ