れいろ

菊次郎の夏のれいろのレビュー・感想・評価

菊次郎の夏(1999年製作の映画)
4.0
ここニ〜三年、毎年夏が来る前に観てたけど、今年は観れなかったのでたった今鑑賞!
 
やっぱ好きだねぇ~

誰もが知ってる神曲「summer」をバックに、瞳の中に写る天使の絵から始まり、誰もが体験した夏休み前日の下校ルンルン描写は稀に見る神OPですわ…たけしブルーも良き!


summerって曲は各セクションにしっかり分かれており、音の表情がセクション事に全然違くて音のみ最初聴いたとき「ん?」ってなったの思い出した。

いろんなとこで使われてるど、この映画のために作られた曲である事は揺るぎないし、この曲が1番活きる映像もこの映画がベストで間違いない。

同じ曲がこう何度も流れるのも本作の特徴で他ではなかなかないよね。 
聞き飽きしないのがやっぱsummerはスゲーってなる。
神曲ずるい


なんでこの映画が好きなのかと考えて出た結論が、照れ隠しで虚勢を張るビートたけしが好きなんだなぁと思う。他のヤクザ映画でもそういうシーンは多々あるけど、やはり本作が一番それが出ており、観てて微笑ましい。

菊次郎の夏。タイトル通りおっさんの夏休みに焦点を当てると、親がいないという同じ経験をしている子の願いを叶えながら彼自身が成長していくストーリー。
序盤はどうしようもないクズ、中盤以降もクズ行為を連発するけど、それは正男への愛あってのこと。もちろんクズはクズなんだが、この不器用な愛がたまらなくいいんよ…(まぁ、リアルでこんなジジィ見たら「キチ○イ…」となってしまいますが…)

あー、この映画観るとバイクで一人旅したくなるんよなぁ、東北か北海道一周してー、最悪四国でもええわ、
長期休みくれ😭




しかしね、

これ冬が始まる前に観る作品じゃねーわ
れいろ

れいろ