Tom

菊次郎の夏のTomのネタバレレビュー・内容・結末

菊次郎の夏(1999年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

オープニングとエンディングは繋がっていたんだなあ。
母親を探す少年正男が、口も悪い態度も悪いダメダメな大人の菊次郎と旅をするロードムービー。あちこちでトラブルを起こす菊次郎は見ていてなんだかなあという感じだけど、結果的にたくさんの人の好意に支えられて旅は進んでゆく。
母親に捨てられたという悲しい事実は変えられないけれど、普段遠く旅をすることのない正男に取ってこの夏のひとときは素敵な思い出になったんじゃないだろうか。菊次郎やバイカー、小説家志望の青年たち、家族のような素敵な人たちに囲まれて。
久石譲の主題歌Summerは有名。
時折見られる田舎シーンはノスタルジックな気分にさせられる。
ただ、この作品全体として何を伝えたかったのかはイマイチよくわからなかったなぁ。
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