菊次郎の夏の作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「菊次郎の夏」に投稿された感想・評価

マス

マスの感想・評価

5.0
チンピラまがいの北野武、いつも下を向いてばっかりの内気な正男。最初は互いを知ろうともしないが、徐々に心を開いていく。母を訪ねる旅の途中で出会う人たち、いい人もいれば冷たい人もいる。正男の悲しそうな、いいことなんか起こりやしないというようなあの顔に胸が苦しくなる。北野武も正男のことを知るにつれて、自分を重ねて自分をみつめる。
シュールな笑いが多いけどすごく心が暖まる。北野武はヤクザ映画ばかりのイメージだったけどこれをみたら本当に印象が変わる。劇中何度も流れるsummerもたまらない。
最後のシーン、正男が北野武に名前を聞く。菊次郎の夏、彼にとってもきっと忘れられない夏になったのだろう。
期待して観たけど分からなかった‥‥‥
ただsummerは素晴らしい
コムサ

コムサの感想・評価

4.5
ステキ、ステキ
子供の夏やなくて
菊次郎の夏やった
忘れられない夏やろね
たなべ

たなべの感想・評価

2.9
あんたってやつはなんてやつだと思っても、笑ってしまう。
この映画を私に教えてくれた人が、この映画は北野武という俳優を見る映画という風に言っていたんだけど、正しくその通りでした。
ただ、映画の中に確実にビートたけしの存在も感じました。
なかむ

なかむの感想・評価

4.5
子供の頃の青春の思い出は、永遠に自分の記憶として残り続ける。歳をとるにつれて、青春時代の儚さ、もどかしさを思い出して、前に進んでいく。それが大人になるということである。

終始ノスタルジーに浸ってしまった。
子供の頃は人生経験が乏しかったため、早く大人の世界に行きたいと常々思っていた。しかし、実際の大人の世界は生への倦怠感や虚無感で溢れていて、その理想と現実のギャップにひどく落胆している自分がいた。自分の理想とする日常がそこにはなく、楽しい思い出は既に幼少の頃に満たされてしまっていたと。好奇心旺盛で何にでも興味を示せるのは、子供時代がピークであると個人的に思っている。もちろん大人になってからも、新しいことに挑戦して、新しい発見をすることに喜びを感じる経験はある。しかし、感情の振れ幅の度合いが、子供の頃に比べて低いように感じる。それは子供時代に既に経験してしまっているからではないだろうか。新鮮味があるような経験でも、既視感、既知感が感じられるため、感情が揺れ動かされることも少ない。それはまるで何処か熟れていない果物のように。

制作者は自分の心情を菊次郎と正男に委ね、自分の心の声を彼らに代弁させた。正男は母親に捨てられた悲しい現実を知り、絶望の底に突き落とされたような感覚を味わう。自分の居場所はどこにもなく、誰からも必要とされていない悲哀、嘆き、もどかしさ。菊次郎はそんな正男にそっと寄り添い、慰めの言葉を掛けて優しく宥める。それは菊次郎がこれまでの自分の経験として、正男の気持ちが痛いほどわかるからである。正男を救ってやれるのは同じ経験をした菊次郎しかいない。つまり、正男は昔の菊次郎である。菊次郎は正男と触れ合うことで、過去の自分と対話をし、幼少時の悲しくて辛い感情を払拭しようとしている。正男との交流を通して、自分の過去の思い出を清算し、訣別を計った。

幼少時の体験というのは、今後の人生に影響を与えるほど重要な時間である。それが尾を引いて、その人の生き方や物事の捉え方にまで関与する。過去の思い出とどう向き合い、そしてそれをどう処理するかが、私たち大人一人一人に問われている。
人間は過去に戻ることはできないので、今を懸命に生きるしかない。現在と未来の中に時間があって、その時間の中にしか希望も存在しない。だから、人間は前を向いて生きていくしかない。けれども、たまには過去の思い出に浸るのも悪くない。それが良い化学反応となって、物事が上手くいく場合もあり得るからだ。

いい関係性!内容が良いのは置いといてタイトルが良い!後半は、たけしと軍団のスーパージョッキー感すごいけど、久石譲の音楽と相まってほっこりする、でこのタイトル良いってのをラストで感じでれるのサイコー。
KANMATE

KANMATEの感想・評価

3.3
耳を済ませば的な、夏休み気分を最高に浸れるロードムービー個人的に静岡県辺りの道ってドカンと直線引かれて、先には富士山があって、ロードムービー日本ならここしかないと前から思っていたのですが、やはり前例はある。ギャグのセンスは人によって受け方は違うけど、最後のシーンはカメラの動きと絵作りがほんとぴたーっとはまって全部良い思い出になります!!!
Johnson

Johnsonの感想・評価

4.0
"バカヤロー"

おもしろい。笑い笑いの連続でたまに癒される。馬券のシーンや立入禁止のシーンは腹を抱えて笑った

これは少年ではなく、"菊次郎"の夏であり、最初は面白くなさそうに生きていた菊次郎が、少年との出会いや旅の途中で出会う人々との繋がりによって人間らしさを取り戻していく話にみえた。少年の為ならなんでもやる菊次郎、困ったら「バカヤロー」で押し通す。「バカヤロー」は魔法の言葉だ
これはエモい。ビートたけしが監督してる映画渋い。久石譲のsummerはこの映画で染みついたんやな。
TTT

TTTの感想・評価

3.0
Summerの色々なアレンジが聞けて良かったです。映画の方はクスッと笑えるところは多少ありましたが、全体的に見ると退屈でした。
Summerのお陰で星3です。