まさなつ

山河遥かなりのまさなつのレビュー・感想・評価

山河遥かなり(1947年製作の映画)
3.8
第二次世界大戦後、ナチスの強制収容から保護された子供たち。

その中の一人の男の子。ショックからか声が出せず名前も覚えていない。そんな少年と、たまたま出会ったアメリカ兵の青年の交流と生き残った母親が少年を探す話が並行して描かれる。

青年をデビュー当時のモンゴメリー・クリフト。若く男前。翳りのある役が多いけど、この映画の彼は結構明るい。彼と少年との交流が、この辛い状況の映画の中では、微笑ましくホッとできる。

「あの日の声を探して」は、チェチェンに舞台を変えているけど、この映画がベースになっているとのこと。

時代や場所が変わっても、繰り返される悲劇、、。

ともに観ているこちらも声を失いますが、この映画は最後に控え目に光が射すので救われます。

フレッド・ジンネマン、、やっぱり好きな監督。