鍋山和弥

モスラ2 海底の大決戦の鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

モスラ2 海底の大決戦(1997年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

平成モスラシリーズ、第二作目。前作同様、子供向けで、環境問題に、スポットが、当たっている。前作では、森林伐採による、自然破壊反対の、メッセージ。今作は、二酸化炭素による、温暖化の問題。環境問題が、テーマというのは、前作よりも、分かりやすくなってる。人間の文明が、発達する前の、既に滅びた、ニイラカナイの文明が、分かりやすく、環境問題に訴えられてる印象。ダガーラは、二酸化炭素を減らすため、ニイラカナイの、文明人によって、産み出されてたが、都合よく、二酸化炭素を、減らすだけにはならず、二酸化炭素が、減る代わりに、毒素の強い、ベーレムを、産み出すという、問題点・・・・(--;)鋼の錬金術師じゃないですが、何事も、等価交換。何かを得るには、何かの、代償を払う。二酸化炭素を、減らしても、減らすごとに、ベーレムを産み出すのですから・・・・(^_^;)なぜ、ニイラカナイ文明は、滅びたのか?原因は、環境問題の解決のために、産み出された、ダガーラ。皮肉ですね。現文明は、ニイラカナイ文明の失敗に、学ぶべきだ。じゃなきゃ、ニイラカナイ文明の、二の舞だ。この作品は、より環境問題を、分かりやすく、批判したように、感じる。やはり、『滅びた文明』、『二酸化炭素を減らす』、『王女様出現』などなど、分かりやすい要素が、いっぱい。作風は、劇場版『ポケモン』を、彷彿させますね。子供を出演させて、勇気を、試させているのも、その1つでしょう。1人1人が、勇気を試される、海の上の遺跡なども、そう。やはり、子供向けだからか(^_^;)でも、大人になっても、忘れてはならない物ですね(*^^*)
鍋山和弥

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