おバカ度が今ひとつ足りずハジケきっていない事と、パロッたネタ自体がもう古すぎて賞味期限が過ぎているので、正直ほとんど笑えない。
ただ、80年代に爆発的なヒットを飛ばした「フライング・ハイ」や「裸の銃<ガン>を持つ男」に繋がる元祖的な作品だろう。
多分イギリスのモンティ・パイソンやピンク・パンサーなどから触発されたのだと思う。
笑いは風化しているものの、期待していなかったわりに迫力があった「ビッグバス」は見所。予算のほとんどをつぎ込んだのではないだろうか。シーソー状態の映像も驚いた。
オープニングのバスのギャグと、駐車場から動けない博士のパートは笑えたのだが、これ元ネタはモンティ・パイソンだよね。
エリザベス・テイラー似のストッカードが奇麗で見所だ。
細かい事言わずに、ボーっと脱力状態で観るとそれなりに楽しめる作品だろう