ぽち

弾丸特急ジェット・バスのぽちのレビュー・感想・評価

弾丸特急ジェット・バス(1976年製作の映画)
2.1
おバカ度が今ひとつ足りずハジケきっていない事と、パロッたネタ自体がもう古すぎて賞味期限が過ぎているので、正直ほとんど笑えない。

ただ、80年代に爆発的なヒットを飛ばした「フライング・ハイ」や「裸の銃<ガン>を持つ男」に繋がる元祖的な作品だろう。
多分イギリスのモンティ・パイソンやピンク・パンサーなどから触発されたのだと思う。

笑いは風化しているものの、期待していなかったわりに迫力があった「ビッグバス」は見所。予算のほとんどをつぎ込んだのではないだろうか。シーソー状態の映像も驚いた。

オープニングのバスのギャグと、駐車場から動けない博士のパートは笑えたのだが、これ元ネタはモンティ・パイソンだよね。

エリザベス・テイラー似のストッカードが奇麗で見所だ。

細かい事言わずに、ボーっと脱力状態で観るとそれなりに楽しめる作品だろう
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