あかぽこ

西鶴一代女のあかぽこのレビュー・感想・評価

西鶴一代女(1952年製作の映画)
4.4
『女性映画の巨匠』溝口監督作品 鑑賞3作目。

古典作品のわりには2時間越えの長尺だが、終始全く飽きる事無く鑑賞。

夜鷹にまで身を堕した経緯を過去の話から始まる、運命に翻弄される高貴な立場に在った女性の物語。

女性の人権が軽視され、虐げられた時代背景にとことんまでリアルな悲壮的展開…。


有名なロングのワンカットのラストは、成る程 胸が詰まる演出…。


ちょい役の三船先生が『羅生門』の次の作品とは思えない位若々しかったのも印象的。

いや~この作品も字幕 欲しかったな…。
あかぽこ

あかぽこ