西鶴一代女の作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「西鶴一代女」に投稿された感想・評価

沢村貞子の禿げ頭が衝撃的。羅漢堂で失神するシーンの田中絹代はもう女優だとか芝居だとかそういうものではなくなっている、すばらしい。
溝口健二監督作品。ヴェネチア映画祭国際賞受賞作品。

年の取った外娼のお春が羅漢堂に入り、仏像を見ると過去の男が思い出され、女の人生を省みていく話。

身分違いの恋から始まり、ひたすら悲劇の人生。子どもを取られ、自身は遊郭に売られ、男に乱暴され、女からも虐げられ、淫乱と罵られる。見ていてかなりつらく、泣いてしまう。
美しい娘がその美しさにより、回りに翻弄される。

田中絹代が悲劇の女性を見事演じていた。オープニングタイトルも洒落ている。そして安定の長回し。
たろ

たろの感想・評価

2.0
こっちも微妙だったw
なんかはじめと終わりのほうのおばさんで客とってるところはまあ面白かったんだけど他が・・・

こういうどんどん不幸になってく話はあんまり好きじゃない
終盤も間延びした感じでずっといつ終わるのか考えてたw

つーか俺たぶん溝口健二あんまり好きじゃないなぁ
こんなにむごい話だとは……『浮雲』とかにも通ずる男たちの穢らわしさ

『千と千尋の神隠し』でカオナシが金をばらまいて遊女や下男が群がるシーンはこれが元ネタだったの?

屋敷の多数の部屋をまたぐ長大な移動撮影。松平家の家臣が女たちを集めて一気呵成に品評やる長まわしとか、女性蔑視の冷酷な笑いも含めて強烈

お春が勝之介と結ばれた次のシーンで二人は逮捕され別離する、彼女が島原へ行くよう父に言われた次のシーンではもう働いている、堅実な男との出会いに続く場面では既に結婚していて、さらに続いて夫が死ぬ……プロセスがほとんど無い

お春が尼になろうとした寺で強姦されるところと呉服屋の女将の髪を猫に食いちぎらせるところが壮絶

音楽がほとんど無くひたすらどんよりひてるのだが、その分、終盤で息子に駆け寄る彼女の姿に重なる琴の音色が胸を打つ
溝口の長回しのシーン!
Moeka

Moekaの感想・評価

4.2
トントン拍子なまでに不幸と不寛容に追いかけ回されるお春、自由で無垢な恋が許されなかったことをきっかけにこんな人生を送ることになるとは...嫉妬に狂う女の怖さはやっぱ生き霊っているよなってほどの凄みがあるけどもそれもいいように人の人生を利用する粗暴な男たちのせいであって、でも金に飛びつく卑しさは男も女も一緒に描いていて面白かった お母さんの存在も昔は彼女も全く意思が受けいられなかった経験があるんだなって思わせた、堂に並んだ仏像を見て笑い合う街娼たちの姿をみて泣きたくなってしまった
田中絹代さんはアメリカにも少し渡った人でそれでかぶれだって超叩かれて、この役で復活を遂げた女優さんらしいんだけど溝口監督に愛されてても監督やりたいってなったらこいつにその脳は無いって言われたらしく
こんな小柄な女の人で今よりもっともっと権利がなかった時代で精一杯逞しく全うされた方なんだなって思うとまた泣いてしまいました(語彙)
ひとりの女の生涯の美しさが、溝口健二の神ショットの連続で見事に表現されてた。映画の約二時間半が見事に女の一生だった。すごいもんみた、全カットしびれる
Rizza

Rizzaの感想・評価

4.7
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ジン

ジンの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

ワンシーンワンカットは、撮影側は大変だけど、見やすいです
ysn

ysnの感想・評価

2.0
2019年 9作品目