女性への愛と憎しみの入り混じった、視線を溝口健二の作品に感じます。
三船さんが若くて、黒澤映画と全く違った印象でした。
ラストもむごくて哀しい。
ゴダールは嫌いだけど、彼が溝口監督を敬愛し、来日した…
話としてはいまひとつだか、溝口監督の美術のこだわりは凄い、カメラワークも職人芸。 田中絹代さんの名演も見逃せない。
溝口監督作品を何本か観たが、映画を芸術と捉えた場合素晴らしいのかも知れないが娯楽と…
2022.5.28
自宅PCにて鑑賞
御所に勤めていた主人公は、思いを寄せてくれていた公卿の若党との密通が露見、男は「真の思いのある方と結ばれてください」と遺言を残し斬首され、主人公は両親もろとも…
田中絹代が堕ちて堕ちて堕ちまくる話。
137分中、幸せだったのは5分くらいかも😓
父親をはじめ男どもに翻弄され、幸せを掴んだと思ったら奈落に突き落とされる。
良いふうに思い出す初恋の男だって、自分…
「お家」の歪みが異様で救いがなく、ずっしりきた。
おはるさんに選択権がないのに非難はされるし責任を取らされる。「その他大勢」がたくさん出てくるのが怖い。
最後がお経で終わるけど、死んだら極楽浄土で幸…
井原西鶴原作の社会派文芸作品。
ただただ悲しい、堕ちていく奈良女の身の上。
自分が男であるのが嫌になる映画。
堕ちるところまで堕ち、羅漢様に初恋の彼を見るなんて、、、泣くしかない。
ヴェネツ…