Netflixのドラマシリーズ、デアデビルを観ているので鑑賞。
主演がベン・アフレックだし(失礼)期待せずに観たのだが意外にも面白かった。
まずキャストが豪華で
ジョー・パントリアーノにリーランド・オーサー。
敵のブルズアイにはコリン・ファレルまで。
ちなみに相棒のネルソンはジョン・ファブロー。
ジョン・ファブローは若い時のハッピーって感じでお笑いキャラに徹してくれる。
「ハチミツ取ってくれないか?」のくだりは面白い。
コリン・ファレルが狂っててイイ。なんか設定とかガバガバだけどとりあえず狂った悪役を演じますって顔に書いてあって可愛い。
それに2003年製作ということもあって、ミレニアムさというか、2000年の風を感じる作風になってる。
デアデビルのコスチュームを着るシーンとか微妙に仮面ライダーみもあって
今見るとくさっ!やりすぎ!とか思うけど
それを本気でやってるあたり好感度高い。
あくまで憶測だがマトリックスに影響を受けたようなVFXやカンフー、
カメラアングルまでマトリックスのよう。
もはや形が似ていてマットがかけてるサングラスまでマトリックスオマージュな気がしてくる。
目が見えないマットに見えている景色をソナーのように表現しているのはクール。
銃弾のシーンとかももはやバレットタイムだしマトリックスの影響を受けてるのは間違いないんだろうな。
雨が降ったら世界のカタチがよくわかるというのはよく出来た設定&表現だと思った。
それでやっとエレクトラの顔がわかるんだね。
しかもこの雨のシーン絶妙に伏線になっててニクい。
しかもこの映画主題歌歌ってるのがエヴァネッセンス。
あの有名なBring Me To Lifeも盛り上がりのシーンで流れるし(ここで流れるのかってちょっと笑っちゃうけど)
My Immortalもいい味出してる。
デアデビルで有名になったとは信じられないくらいバンドが先行してる。笑
ベン・アフレックの演技も悪くないけどなんかラジー賞取っちゃうんだよね。可哀想に。
個人的にはY2Kの香りがする良作でした。