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デアデビルのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

デアデビル(2003年製作の映画)
4.0
盲目の弁護士、マット・マードック(ベン・アフレック)は二つの顔を持つ。昼は弁護士として弱者を助け、夜は正義の復讐者として、法の目が届かない巨悪を裁く。彼は少年時代の事故により、視力を失うが、超人的な感覚"レーダーセンス"が覚醒する。並外れた運動能力と格闘技を体得したマードックは、恐れを知らぬ男デアデビルと名乗り、ニューヨークの闇に潜む悪と対決する──!
ある日、ギリシャ人富豪の娘エレクトラ(ジェニファー・ガーナー)と出会い、マードックはエレクトラと心を通わせる。だが、ヘルズキッチンを牛耳るキングピン(マイケル・クラーク・ダンカン)に雇われた殺し屋ブルズアイ(コリン・ファレル)に、エレクトラの父が殺されてデアデビルに罪が着せられてしまう。
復讐鬼となったエレクトラと殺し屋ブルズアイに狙われ、警察すら敵に回して、果たしてデアデビルは、キングピンを倒すことが出来るのか。
後にバットマンを演じたベン・アフレックだけに、父をギャングに殺された復讐心からギャングに制裁を加え続けるダークヒーロー・デアデビルがハマっている。
香港のアクションチームによる格闘アクション、グラハム・レベルとエヴァネッセンスの音楽も、レーダーセンスを通して見る映像の特殊効果も良い。
だが、復讐心と正義の間で揺れ動くマードックの苦悩などが、掘り下げ方が足りないので惜しい仕上がりのアメコミ映画。
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