Mytyl

深夜の告白のMytylのレビュー・感想・評価

深夜の告白(1944年製作の映画)
3.9
冒頭の罪の告白で惹きつけられて、ずっと緊張感を保ったまま最後まで見た。
ヒロインの中盤、夫を殺害すると決めた表情は儚く切なげで、見ているこちらまでが同情してしまうファムファタール。モノローグ形式ゆえに、その表情自体が主人公の語りによるものなのか、実際のものなのか、あやふやな部分も含めて、ずっとドキドキしていた。ビリーワイルダーのシリアスなときの女性の狂気の目が好きです。
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