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アヒルと鴨のコインロッカーのmasaのレビュー・感想・評価

3.7
前半と後半でガラッとシリアス度が変わってくる。
最初はのほほんとしたコメディ青春ものかと思っていたが、まさかのどんでん返しで、そっからは真面目に引き込まれた。

全般的に、ディランの「風に吹かれて」が頭から離れない。
非常に構成、脚本が上手い。

人気作家伊坂幸太郎の同名小説を、中村義洋監督が監督した青春ミステリー。
大学入学のため仙台に引越してきた椎名は、隣人の河崎から奇妙な計画を持ちかけられる。
同じアパートで暮らす引きこもりの留学生ドルジに広辞苑を贈るため、書店を襲撃しようというのだ。
椎名は誘いを断りきれず本屋襲撃を手伝うハメになるが、この計画の裏には河崎とドルジ、そしてドルジの彼女で河崎の元恋人・琴美をめぐる切ない物語が隠されていた……

しかし、さすがに今観ると瑛太と濱田岳が超若い。
他の出演者もいい味出してました。
これは原作未読でしたが、さすがに伊坂幸太郎上手いですね。
小説も読も。
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