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アヒルと鴨のコインロッカーのmnのレビュー・感想・評価

4.0
仙台に越してきた大学生が隣人の男に振り回される話。

最初はだいぶスローテンポな感じだったが、登場人物の素性が明かされるにつれどんどん展開が速くなる。

ボブ・ディランの風に吹かれてが終始流れているが、どの場面でもマッチしていた。

大学生の気怠げな雰囲気がリアリティがあってよかった。

日本語カタコトキャラがみんな上手いと思う。
特に松田龍平の演技力に脱帽。彼の役どころはなんとなく儚くて好き。

ハッピーエンドとは言えないが心に残る物語。最後にロッカーを開ける音が印象的。
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