MiYA

アヒルと鴨のコインロッカーのMiYAのレビュー・感想・評価

3.8
久々の視聴。伊坂幸太郎の小説はいくつも映画化されていますが。やはり「ゴールデンスランバー」と本作は出色です。

前半のなにげないシーンやセリフが伏線となって、ストーリーがひっくり返るところが見どころですが、やはり瑛太のなりきりぶりと「となりの、となり」にはガツンときます。ただ惜しむらくは、中盤の早い段階で真相が明らかになるので、そのあとの回想シーンがやけに長く感じるんですね。ミステリーとしてはどんでん返しは後ろにあるほうが効果的なんですが、この映画の狙いは別のところにあったということなんでしょうが。
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