Takuya

告発のTakuyaのレビュー・感想・評価

告発(1995年製作の映画)
4.5
2015.11.15
実話を基に作られた映画。

窃盗をし捕まりそこから脱走を図ろうとし失敗。
その後、3年2ヶ月もの歳月を真っ暗な穴蔵の中で暮らすことになった1人の男の話。

穴蔵の中は真っ暗で自分の排出物や虫など衛生的にも最悪、そして起きるたび受ける看守たちの暴力。
生きる心地がしないだろう。
その辛さは受けた彼にしか分からないし、彼以外には想像すらできない事象だ。

それ故にそこに戻るくらいなら死んだほうがいいと思う気持ちは痛いほどわかる。
何故なら映像としてそのシーンを主観的に見ているからだ。
オープニングの見るに耐えないゴア描写。
それを見たからこそラストにおける「勝利」には涙溢れる。
自分の勝利で泣いたことはなかった。ただ、彼らの勝利は大きな意味があり様々な人の人生を大きくかえる勝利であったことは確かだ!!

この映画を通して大きく感じたことは、周囲の影響により人間は変わる。
生きている環境や人間関係など、それによって性格や行動の変化があらわれる。

対話の中で、
弁護士も変わり、被告人も変わる。

弁護士が新人という設定だったとこでこの映画の良さを飛躍的にあげている。
将来を捨てでも1人の男を守ろうと決意した男。
そこも本当によかった。。
なにより、被告人のことを尊敬している
ということが最後の3文くらいで語られていたのが本当によかった。。

そして、ヘンリーがラスト見せた恐怖への打ち勝ち。
俺は何をされても平気だ!
俺は勝ったんだ!!!!
かっこよすぎるぜ。男だぜ。
泣けるぜ…涙止まらないぜ…