このテーマでこんな感想を持つのが正しいのかわからないけれど、他者と例えそれがどんな関係性であっても心を通わせることができるのはとても尊いものだし、もしかしたら奇跡に近いのかもしれないと思った。
登場人物の関係性が全然わからずというか、それが本筋ではないですと言わんばかりの演出で、え?そこそういう関係性だったの？みたいなのが連続していたのが気になった。
事実を元に作っているから、伝えたいことは事実の外にあるセリフや視線、演出にあるんだろうなと。ただ事実を述べるだけなら、映画のフォーマットにしなくても良い気もするしフィクションの役割は別にあるよね。当たり前だけれど。
この手の映画の見方を自分の中で更新できてよかった。
