アルカトラズ連邦刑務所での虐待を告発し、閉鎖へと追い込んだ実話をもとにした作品。実話ベースは重みが違います。
アルカトラズに戻るよりは死刑の方がマシ。
そう言わしめるほどの地下牢での悲惨な虐待。あの暗闇に3年間も閉じ込められていたのかと思うと恐怖を覚える。もはや鬼畜の所業。
囚人(ケヴィン・ベーコン)と新人の弁護士(クリスチャン・スレーター)が心を通わせていく様子が描かれます。
誰かとつながっていたかった囚人ヘンリーの孤独が切なかった。
久々にケヴィン・ベーコンを観たけどみごとな熱演でした。大好きなゲイリー・オールドマンが冷徹さを見せつけます。演技力に加点。
法廷ものとしても面白かった。
虐待の事実を告発したことは必要なことだった。でもヘンリーはそれで本当に幸せを得られたのか。そこが引っかかっていたのだけど、リアルではまた違う展開のようで少しホッとしてます。
✴︎のんchanありがとう😊