告発の作品情報・感想・評価 - 2ページ目

「告発」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

実話に基づいた映画だということを全く知らずに鑑賞。却ってそれが良かったかもしれない。軽犯罪でアルカトラズに収容され、3年間も独房に…というと確かに酷い話なのだけれど、ヘンリー・ヤングが脱獄を試みたこともまた真実。殺した相手が脱獄の共犯者だったにもかかわらず、聴取の際にその経緯へ触れることすらなく、最後までモヤモヤした気持ちが蟠ってしまった。

伸び放題の髪にガリガリの身体、独房で手を括られ鞭打ちに遭うヤングの姿はまさにイエス・キリストそのもの。
史実での本人については映画のように虐待されて死んだという説と、裁判後アルカトラズではない刑務所に移され出所、消息不明という説の二つがあるらしい。
そもそも、「刑務所に戻るぐらいなら死ぬ方がマシ」と嘆く男の姿を見て陪審員は無罪判決を下しているのに、アルカトラズに戻すという展開は理解できなかった。
副所長が即解任されているわけでもなし、戻ったところで悲惨な目に遭うことは明白なのに…てっきり陪審員は他の刑務所への移送を提言するものかと。
勝利と友情を手にしたといえば聞こえはいいけれど、勝負に勝って試合にゃ負けている。
たとえそれがどんなに意義のある死だとしても、他の囚人たちが苦しみから解放されようとも(ヤング以外の囚人が非道な仕打ちを受ける描写はなかったが、ヤングが“罪”を引き受けた形か)、キリストのような復活劇は決して起こらないんだ。

とはいえ、ケヴィン・ベーコンの怪演ぶりは非の打ち所なし。これまでカッコいいケヴィン・ベーコンしか観たことがなかったこともあり、『カッコーの巣の上で』のジャック・ニコルソンを彷彿とさせるような怪演にただただ目を奪われた。奥さんとの共演にも驚き。


あんたと俺とはいったい何が違うんだ。
そう言って涙を溢すヤングのシーンが一番苦しかった。

『私はありとあらゆる犯罪者に対して、自分とは無関係だとタカをくくってはいられない。私がしたかもしれない、あるいは今後するかもしれない犯罪を、彼らは私に代わってしてくれたように思う。神谷美恵子の言葉を借りれば、「なぜ、私ではなくてあなたが」という疑問は消えないのだ。』

中学生の頃に何度も何度も読んだ本の中でとある哲学者が語っていた言葉。
先日偶然この文を目にする機会があり、思うところがあったので併記しておく。

79099
D

Dの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

三年2ヶ月は、やばい
勝利の中で生き勝利の中で死ぬは、鬼名言
わかめ

わかめの感想・評価

4.1
数年前に見た映画なのでうろ覚えだが、衝撃的な内容だったのは覚えている
また見返したい
暗くて重いが、みてよかった。
ケヴィン・ベーコンの演技がすごい。
ぱなお

ぱなおの感想・評価

4.0
真実をもとにした物語。5ドルを盗んだ罪で25年の刑を受け、アルカトラズ刑務所に入れられたヘンリー(ケヴィン・ベーコン)の壮絶な日々。地下牢という名の光も入らない暗闇の中に1000日もの間入れられ、外に出られたのは1年間でたった30分。虐待を受け続けたヘンリーの姿は見るのも辛く、これが実話だとしたら辛すぎてやるせない。この役を演じたケヴィン・ベーコンの演技は凄まじかった。決して後味の良い話ではないけれどもアルカトラズを閉所に追いやった事実は一つの光りに思える。鑑賞後の感じが『トガニ』に似ていた。
genki

genkiの感想・評価

4.1
鉄格子の外と中をグルグルまわるカメラワークどうやって撮ったんやろ。
まりも

まりもの感想・評価

4.9
実在人物だけど実話ではない。

ものすごく、重たい映画。
決して無駄ではない、victory。

また、原題の意味が 深い。
Kio

Kioの感想・評価

4.1
最後の意外性と、
ケビンベーコンの法廷のシーンは勿論のこと、異常性を感じさせる動物的な反応を含めた演技力に脱帽。
ponko

ponkoの感想・評価

5.0
泣けた。
ケビンベーコンうっまいなぁ。
昔見て、また、見直したけど、ほんと泣けたわ。
yuka

yukaの感想・評価

4.0
久し振りに見返して感動。1990年代は法廷ものが盛んに作られてて、その中でも暗いし重い。好き。
アルカトラズ行ったのもザ・ロックとこれが理由。