コーカサス

キートンの恋愛指南番のコーカサスのレビュー・感想・評価

キートンの恋愛指南番(1931年製作の映画)
3.5
世界三大喜劇王のひとり《笑わぬ喜劇王》バスター・キートン。
偉大なる無表情はいつも通り首尾一貫、『キートンのエキストラ 』『キートンの決死隊』に続くトーキー3作目。

レジナルド・デニーやシャーロット・グリーンウッドに恋の手ほどきを受け、キートンがプレイボーイに?
無表情で無抵抗のキートンが、されるがまま調教されていく様子が可笑しい。
そして習得したプロレスのようなアクロバットキスはまさに秘技・笑撃だ。

「僕は・君を・永遠に・離さない!」
これさえマスターすれば私も…。
おっと、ここでニヤけてはいけない。
無表情、無抵抗でなきゃ。

226 2019