このレビューはネタバレを含みます
佐村河内氏に密着したドキュメンタリー映画。新垣視点で描かれがちなこの問題に対しては、新たな視座を与えるものだと思う。佐村河内氏は、豆乳が大好きだし、何故か左手をずっと怪我してるし、冗談だっていう生身の人間なのだ。それが良く分かる。
最後の12分で彼は作曲に成功する。出来るじゃないか！ということは、やはり騒動はあくまで共作の範囲なのか。しかし、最後の問い、僕にもう何も隠したり、嘘付いてませんね？に対しての答えはない。それはスクリーンの向こう側の私たちが考えるべきなのである。
何のメディアを信じ、どんな意見を持つか。姿勢を問われている。
あと猫。今年の主演猫賞でいいと思う笑
