昔NHKスペシャルで佐村河内氏を見て、すっごい胡散臭いけどこういう音楽家もいるんだ〜、交響曲ちゃんと聞いてみたいなと思った。
Nスペの中でもとにかく印象的だったのがゴーチ氏の作曲スタイル！
頭痛に悩まされながら、轟音のような耳鳴りのなかで、絶対音感を頼りに頭に浮かんだメロディーを掴み取る。命を削るような作業だと紹介された。真っ暗な部屋でサングラスに長髪の男が這いずり回る姿は脳裏に焼き付いたものだ。
それが全て芝居だった！面白すぎる！
そんななので、新垣さんの会見は当時仕事サボってネット中継見た。
この映画はゴーチ氏側にカメラが入り、当時の騒動を振り返りながらその後のゴーチ氏の姿を見せる。
結果見えてきたのは、コンビ格差が出来て解散したお笑いコンビみたいなものだった。
一人は売れちゃって、もう一人は取り残された。売れた方はもう過去の事なんか吹っ切ってて、いまのステージでいかに認められるかに一生懸命。
一方取り残された方はいつまでも同じ場所にとどまって、売れた元相方をうらめしそうに見ている。聴覚に関する誤解を解く、というただ一つの自分の持ちネタに固執しながら。
真実は当人しかわからないだろうけどこの作品を通して、過去の会見も見直してみてけだど、すんなり理解できるのはやっぱり新垣さんの話かな。
