極楽蝶

チャップリンの給料日の極楽蝶のレビュー・感想・評価

チャップリンの給料日(1922年製作の映画)
3.5
テンポの良い軽快な身体表現で労働者(今ならサラリーマンだろうねぇ)の悲哀を描いたコメディ。
レンガを次々にキャッチする場面やステッキでくし状の側溝の蓋を突く場面はお見事!! 自宅に帰った時のネコのシーンは、猫をどうやって躾けたのかと思いますねぇ!! しかし、何より帽子に隠したり、玄関マットの下に隠したへそくりを奥様に見つかって取り上げられるシーンは、今も昔も同じですねぇ(笑)
ことろで、奥様にへそくりを取り上げられる場面だけど、現代ではアルアルだけど、公開当時は今と同じように観客は感じたのかなぁ!? というのも、日本も昔は亭主関白だったし、欧米でも男性優位の社会状況だったと思います。とるすると、チャップリン演じる恐妻家の男は、奥様に頭が上がらないだけでも、観客はその間抜けな姿に大笑いしたのではないかなぁ(笑)
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