ぶちょおファンク

バトルシップのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

バトルシップ(2012年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★1 中盤★1 終盤★2

バカな映画としては素晴らしい出来です!
リーアム・ニーソンや浅野忠信さんも出てるし、ただ何も考えずに悪い異星人をやっつけ、地球人バンザ〜イ!!っでスッキリ♪

しかし映画としてはクズ作品でしかない。

始まってからずっと主人公のバカさ加減を見せられ、こういうバカが地球を救うんだ…っという印象を観客に植え付け、いやが上にもバカな映画としての期待が高まります!

何よりこの映画で一番ダメな点が、異星人側の攻撃目標が曖昧すぎる点。
当初は異星人側は防御、防衛のために地球人側の“攻撃する物”に対して破壊行動をとるものだと思っていたら、
艦が攻撃態勢を止め進路を変えると異星人側は艦へのターゲットを外し破壊行動をとらない。
ここで異星人側への“敵意”がなければターゲットにはならないと思っていたら、
動いてもいないヘリに対してターゲットが合い次々と破壊。
まあ一歩退いて地球人の兵器、攻撃の乗り物等に対して脅威を少なくするための破壊行動だと思おう…主人公らの乗った艦は見逃したけど。。。
しかし次に異星人側がターゲットにしたのが高速道路と橋脚で、もうこれで何を基準に異星人側が破壊や攻撃して来るのか分からなくなった。。。
つまるところ異星人側もバカだというコトだ。。。

最終的な盛り上げの秘密兵器はまあ小粋な展開で、エンドロール後にあるエピローグもバカで面白くはあった。


2017年162本目