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バトルシップのOKのレビュー・感想・評価

バトルシップ(2012年製作の映画)
1.5
第33回ゴールデンラズベリー賞において
最低作品賞、
最低監督賞、
最低脚本賞、
最低助演男優賞(リーアム・ニーソン)、
最低助演女優賞(リアーナ、ブルックリン・デッカー)、
最低スクリーンアンサンブル賞
の系6部門にノミネートされ、その中で最低助演女優賞(リアーナ)を受賞した。(以上wikiより)

ツッコミどころしかない脚本、演出。とにかく設定がガバガバ。超光速で大気圏を突入できる超高性能の戦艦が、旧世代の軍艦に駆逐される。宇宙人がどうみてもただの人間。そもそもあいつら何しにやってきたんや。キャラ造形もID4やアルマゲドンといった先行作品から借りてきたようなキャラばかり。もうほんとガバガバ。

超S級映画の予算を使って、全力で撮られたB級映画。そう思えば悪くない。

また、本作を日米関係のトランス・パシフィックなら視点から読み解くと面白いと知人に教えてもらった。たとえば戦艦ミズーリはポツダム宣言の降伏文書調印の場である、とか。

『パトリオット・デイ』と本作を観た感じ、ピーター・バーグはわかりやすく表層的に愛国者である。そう断じるのはあまりに容易い。が、そう断定する前にもう一作くらい観ようと思う。
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