このレビューはネタバレを含みます
血沸き肉躍る熱い映画。
しかも泥臭い熱さじゃなくて、カッコ良くて爽快で胸のすく熱さがある。
ストーリーは単純で、平時は型破りで組織のお荷物になるような主人公が、エイリアンの襲来に際して英雄的活躍を見せるというもの。
その単純な筋書きを、これでもかっていうくらいのカッコ良さが彩っている。
敵エイリアンの宇宙船がまずカッコいい。あのデザインは見た瞬間に惚れた。
音楽も粋で洒落てノってるし、爆破シーンもド派手。スプラッタじゃなくてド派手な爆破シーンっていうのが、変な生々しさがなくて良かった。
危機に次ぐ危機に芽生える男の友情、気力を失った男が立ち直るまでのドラマまである。
日本の自衛官も出てきて、まさかの活躍。
そして……そして、クライマックスに登場するかつての勇者……退役軍人のおじいちゃん達!
とにかくカッコいい! 渋い! 若造って呼ばれたい笑! とワクワクが止まらなかった。
敵に一矢報いた時の爽快感は忘れられない笑
主人公が輝いてその周りが衛星みたいに少し光るような、そんな映画じゃなくて、あらゆる《男》が熱く輝いている映画。
観終わった後は、とにかくチキンブリトーが食べたくなった。
スカッとしたい時にまた観たい。